≪2022/02/23(祝)≫



この度。。。

ロッテアライリゾートにやってきました。遠いね。高速が長いわ。
でも、時間的には、白馬に行くのと似たようなものなんですよね。

昨日まで災害級の大雪で、高速も通行止めとかあったみたいですが、今日は解除されてました。
信州中野I.Cまでは、『除雪完璧』の路面状況で、とても快適だったのですが。。。
下り口の中郷I.Cに近づくにつれ、2車線が1車線みたいになってきて、『除雪求む』的な状況に。

高速下りてからは、別世界の豪雪地帯に来てしまった感満載。
大型リゾート地へのアクセス道路とは到底思えず、対向車来たらどうすんのさと思う1車線状態は勘弁。
運よく、対向車が来たのは少し広くなってたところだったので、事なきを得ました。(^^;





駐車場

そうこうして到着した先は、屋内の駐車場で快適。

ロッテアライリゾートは、宿泊棟が複数の建物で構成されているのですが、ロッジ棟だとこの恩恵に与れる。





ホテル前広場より

宿泊棟方面です。

もしかして、その埋まってるやつ、街灯の頭?

スキー場方面です。

本当に山があるのかわからないほど、何も見えない。

ヴィレッジステーション内にあるゴンドラ乗り場に並んでいる人の列。

今日は、1時間半遅れの10時乗車開始で、現在はちょうど10時。

結局、その後1時間くらいで、ゴンドラも上のリフトも休止になり、山麓第一,第二しか動いてない状況になったのでした。





ガイディング

右も左もわからない土地で、非圧雪コースをガイドしてもらうべく、『ガイディング』をお願いしました。

今日は、ゴンドラに乗ったところで、上の非圧雪コースはほとんどOPENしていないだろうということで、 まずは下の『KG』エリアを案内してもらいました。





こんなヤバイ日は。。。

今日は、過去を振り返ってもこんな日は中々ない、ヤバイ状況との事。
下のエリアでも胸まであるような深雪で、上のエリアは身長を超えてるらしいです。
とにかく、絶対に1人で滑っては行けない日だそうです。(死亡事故多発)

他のスキー場だと、滑走禁止エリアを滑走するような不届き者も、このスキー場ではまずいないそうです。
フリーライディングゾーンがたくさん設定されていることと、本当に命の危険があると理解しているからみたいです。

今日はKGエリアもOPENしているのは、AとBのエントリーポイントのみ。
Bのエリアを案内してもらって滑っているときに、未熟者のアタシは、絶対にやってはいけない前転転倒。
深雪に頭からズッポリという状況は、それはもう本当に死と隣り合わせ。息が出来なくなる恐怖を味わいました。

左手は体の下に埋まっていたのですが、たまたま右手の自由が利いたので、とにかく口の前を掘って掘って掘って。。。
無理に体を動かそうとすると、顔の前に雪が落ちてきて、また口の前が塞がってしまいます。
なので、ゆっくり少しずつ、顔の前の空間を確保することだけ考えて、ひたすら右手だけで掘り続けました。

私を助けるために、旦那様も向かおうとしてくれてたらしいのですが、全く動けなかったとの事。
そんな中、ガイドさんが数メートル登って、助けて下さったと聞きました。
あの状況で、登ってくるという行為が、どれだけ大変だったのかと思うと、本当に申し訳なかったです。
「あの体勢から1人で復活することは絶対無理」という状況だったと、後にガイドさんが教えてくれました。
助けに来て下さったガイドさんには、本当に感謝してもしきれません。

しかし、パートナーと一緒に滑っていたとしても、顔が埋まってしまった場合は、ダメなのですね。
近くにいたとしても、すぐに(1〜2分で)その場に駆けつけられなければ、窒息してしまいます。
あの時、右手の自由も奪われていたら、すぐに窒息していた状況だったからこそ、そう感じました。

こんな状況の日(かなり稀な状況ですが)は、アタシごときは滑ってはいけないんだと痛感しました。





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